調教に溺れて
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発行者:からす
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2014/03/26
最終更新日:2014/03/26 20:08

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調教に溺れて 第1章 目覚めの朝
久美子は、深い眠りの底から寝覚めた。
薄く目を開けると、7月の強い日差しが、カーテンの隙間から部屋の中に差し込んでいた。

頭の中が重い。
脳みそが鉛で固められたように、頭の中がどんより重かった。
「はあっ~。」長い溜息を付き、コメカミを軽くマッサージした。
嫌な二日酔いだと思った。
枕元に置いてある時計を手に取って見ると、8時を過ぎた時刻だった。
目を閉じ、再び眠りの世界に入っていった。

暑さで目が覚めた。
先ほどより頭の中の鉛の量は減っていた。
布団から手だけを伸ばし、時計を手に取って時刻を確認すると、針は10時13分を指していた。
もう一度、布団から手を伸ばすし、エアコンのスイッチを入ると、冷たい風が部屋の中に吹き込んできた。
暫くうとうととしていると、喉の渇きと、尿意を覚えたけど、布団から起き上がる気力が湧いてこなかった。
「水とトイレ持ってきて。」寝たまま呟いてみたけれど、誰もいないことは分っていた。

久美子は立ち上がると、今日の二日酔いは、何時もより酷いと思った。
体中が気だるかった。
立ち上がったとき、全裸であることに気が付いた。
幾ら酔っ払って帰ってきても、こんなことは、初めてだった。
形のよい乳房も、股間に這えた陰毛も隠すことなく無く露出していた。
昨夜、高校時代の仲の良かった女4人で、30才になった記念のパーティーを新宿の居酒屋で行った。
そんなに飲んだ覚えが無いが、途中から記憶が無かった。
ふっと不安になり、部屋を見回してみたけど、変わった様子は特に無かった。
夕べ着ていた水色のワンピースは、丁寧にハンガーに掛けられていたし、下着は部屋の隅に丁寧に畳んで有った。
「洗濯するものまで、丁寧に畳んであるわ。」久美子は呟いた。

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