Shine~Masato & Hina story~
Shine~Masato & Hina story~

発行者:桜蓮
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛

公開開始日:2014/02/10
最終更新日:2014/02/15 23:17

マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
Shine~Masato & Hina story~ 第11章 エピソード10
「・・・っていうか、マサトってどこの高校に行ってるの?」

ビールを飲みながら私は何気なく尋ねた。

相変わらず、自分が未成年って事を完全に無視しているマサトが咥えていたタバコをゆっくりと口から離し答えた。

「山神」


「あぁ」

不思議そうな表情ながら、しっかりと頷いたマサトに私は絶句した。

その高校の正式名称は“県立 山神高校”。

工業系の高校で生徒の9割は男子生徒で占められている。

山神高校は所在する県内はもちろん、近隣の県にもその名を轟かす超有名校だったりする。

その高校は繁華街から2つ目の駅のすぐ近くにある。

そのくらい有名な高校だから私もよく知っている。

…とは言え、もちろん自分が通っていた訳じゃないので、私が知っているのは全てが噂ばかりなんだけど…。

「ヒナ」

「う…うん?」

「知ってんのか?」

「え?」

「山神の事」

「うん」

「山神に知り合いでもいるのか?」

「ううん、知り合いはいない」

「じゃあ、なんで知ってるんだ?ヒナの地元はこっちじゃないだろ?」

一瞬、どうしてマサトが私の地元の事なんて知ってるんだろう?と思った。

だけどその疑問はすぐに解けた。

多分、マサトは誰かに聞いたんだと思う。

私の歳やバイト先を聞いた時に知ったに違いない。

本当ならそんな事をされたら不快に思うのかもしれないけど

何故かマサトのその行動を私が不快に思う事はなかった。
99
最初 前へ 96979899100101102 次へ 最後
ページへ 
ページの先頭へ