Shine~Masato & Hina story~
Shine~Masato & Hina story~

発行者:桜蓮
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2014/02/10
最終更新日:2014/02/15 23:17

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Shine~Masato & Hina story~ 第10章 エピソード9
・・全然ダメじゃん・・・。

私の口からは大きな溜め息が零れた。

そんな私をマサトは優しい瞳で見ていた。

そんなマサトを見た私は全身から力が抜けるような気がして思わず笑みを零した。

マサトといるとなぜか穏やかな気持ちになる。

大きな何かに包まれているようでとても安心出来る。

それは私が初めて感じる不思議な感覚だった。

あれだけかっこよく注意しようと思っていたけど、全てが手遅れだったって事に気付き敢え無く断念するしかなかった。

そもそも私自身が人様に注意できるような人間じゃないし…。

マサトは私よりも十分しっかりしてるし…。

私なんかが注意する必要はないんだと軽く開き直ってみた。

こんな大人でごめんなさい。

心の中でそう呟きながら…。

◆◆◆◆◆

それから私とマサトはたくさん食べてたくさん飲んでたくさん笑って時間を過ごした。

私はこの部屋に人がいるって事が単純に嬉しかった。

もちろんつい最近まで私の彼氏だったヒデアキもこの部屋を訪れた事はある。

だけどこんなにほのぼのとした楽しい時間を過ごした事は1度も無かった。

この部屋で一緒に飲む事はあっても、こんなに会話が弾む事は無かった。

ヒデアキと一緒にいてもなぜか私は落ち着く事がなかった。

それが何故かというと…。

ヒデアキのケイタイがいつも鳴っていたから…。

話をしていてもケイタイが鳴れば話は中断する。
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