Shine~Masato & Hina story~
Shine~Masato & Hina story~

発行者:桜蓮
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2014/02/10
最終更新日:2014/02/15 23:17

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Shine~Masato & Hina story~ 第10章 エピソード9
「・・なんだろうね・・・。」

こんな質問をされても答えなんてあるはずもなくて

私は曖昧な言葉しか口にできなかった。

そんな私の曖昧な答えにもマサトは普段は厳つい顔を崩して優しい笑みを浮かべてくれる。

・・この笑顔はキライじゃない。

ううん・・どちらかと言えば好きかもしれない。

「ヒナ?」

女の私と比べると断然低い声。

だけどその声が甘く聞こえるのはなんでだろう?

私の顔を覗き込む、一見鋭い眼。

だけどその視線を優しく感じるのはなんでだろう?

「おい?ヒナ?」

私の肩に触れる大きな手。

その手を頼もしく思えるのはなんでだろう?

鼻を掠める香水の香り。

私がいつも使ってる香水のフルーティーな感じの甘い香りじゃなくて

ムスク系の香り。

その香りに私の鼓動は大きく飛び跳ね始める。

夢の世界にいるような感覚に包まれながらマサトの顔を眺めていた私は

「ヒナ!!」

マサトの少しだけ焦ったような声で現実に引き戻された。

「・・えっ?」


「どうした?具合でも悪いのか?」

心配そうな表情のマサト。
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