Shine~Masato & Hina story~
Shine~Masato & Hina story~

発行者:桜蓮
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2014/02/10
最終更新日:2014/02/15 23:17

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Shine~Masato & Hina story~ 第10章 エピソード9
『お会計の方、8,593円になります。』

レジのお姉さんの笑顔はやっぱり引き攣っていた。

『お鍋を食べたい!!』なんて私が提案してしまった所為で、マサトは苦痛な時間を過ごさなければいけなくなってしまった。

それが、とても申し訳なくて・・・。

それに、マサトの前ではなに1ついい所を見せれてないから、少しでもカッコいい所を見せようと

バッグからお財布を取り出そうとした。

罪滅ぼしって訳じゃないけど・・・。

苦痛な時間のせめてものお詫びっていうか・・・。

出逢ってからずっとドジさ加減を披露しまくってるから、ここら辺で少しでも年上のカッコいい女の人ってものを演出したいっていうか・・・。

前者の理由と後者の理由が3:7くらいの比率で芽生えた私は、格好良く財布からお札を取り出そうとした。

・・だけど・・・。

私が財布に手を掛けた時には、既にマサトが1万円札を出していた・・・。

「・・あっ!!私が出すよっ!!」

慌てて口を開いたけど・・・。

マサトは苦笑いを浮べて言った。

「・・勘弁してくれ。」

・・・。

・・・。

・・『勘弁してくれ』って・・・。

どういう意味?

マサトの言葉の意味が理解できなくて首を傾げていると

マサトの視線が私の頭上を通り過ぎ、背後へと向けられた。

「・・・?」
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