Shine~Masato & Hina story~
Shine~Masato & Hina story~

発行者:桜蓮
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2014/02/10
最終更新日:2014/02/15 23:17

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Shine~Masato & Hina story~ 第9章 エピソード8
◆◆◆◆◆

マサトの持つカゴの中にお鍋の材料を次々に放り込んで行く私。

白菜

長ネギ

お豆腐

椎茸

えのき

たくさんの食材が入ったカゴはかなり重いはずなのに・・・。

マサトは文句ひとつ言わずにひたすら私に着いてくる。

おばさん達に興味津々の視線で見られようが

若いお姉さんに驚いた顔をされようが

マサトは顔色ひとつ変えることなくカゴを片手にひたすら着いてくる。

お鍋の重要な脇役達をある程度カゴに入れ終わった私は

「ねぇ、マサト。」

「うん?」

「何か好き嫌いはある?」

メインの食材を選ぶ為にマサトに尋ねた。

「好き嫌い?」

「うん、これが好きとか、あれは食べれないとか。」

私の問い掛けに、しばらく何かを悩んでいたマサトは

「・・特にねぇーな」

ポツリと答えた。

「はっ!?」

私は、マサトの答えに驚いてしまった。

そんな私のリアクションにマサトも驚いてしまったようで

「どうかしたか?」

怪訝そうな表情を浮かべている。

「それって本当?」

「・・・?」

「好き嫌いがないって本当なの?」

「あぁ、これと言ってねぇーけど・・それがどうかしたのか?」

「本当にないの!?」

「・・・?あぁ・・・」

「・・信じられない・・・」

愕然とする私とそんな私を呆然と眺めるマサト。

「信じられない?・・てか、なんでそんなに驚いてるんだ?」

「・・だって、好き嫌いがないんでしょ?」

「あぁ。」

「・・私はたくさんある・・・」

「は?」
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