Shine~Masato & Hina story~
Shine~Masato & Hina story~

発行者:桜蓮
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2014/02/10
最終更新日:2014/02/15 23:17

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Shine~Masato & Hina story~ 第8章 エピソード7
普通、友達になりたい相手に手を上げたりしないでしょ!?

バッグの中を力ずくで見ようとしたりしないでしょ!?

私は無意識のうちにマサトさんの洋服をギュッと握りしめていた。

『・・てか、こいつ・・・。』

『は?』

『・・神楽じゃねぇ?』

・・かぐら?

『あ?』

少しの沈黙の後、

『ラッキー、神楽発見。』

私はその声と言葉に寒気を感じた。

「ヒナ。」

「は・・はい。」

「10、数えろ。」

またしても、マサトさんの言葉に主語はなく

「えっ!?」

私には理解し難いものだった。

「数をかぞえる間は絶対に俺から手を放すな。分かったな?」

・・『分かったな。』って言われても・・・。

私には全然意味が分からなかった。

分からないけどその言葉の意味を聞き直してる暇なんてない事と

今がそんなに余裕のある状況じゃない事は

私にも理解出来た。

だから私は

「・・分かった。」

頷いた。

小さく息を吐き出してからマサトさんの洋服を掴むその手に力を込めた。

瞳を固く閉じ私はカウントを始めた。

・・1・・・。

・・2・・・。

『おいっ、神楽。覚悟決めろや。』

『3対1だからお前に勝ち目なんてねぇーぞ。』

『お前が俺達の出す条件をのめば今日は見逃してやるよ。』

『女の前で恥なんてかきたくねぇーだろ?』

・・3・・・。

・・4・・・。

「・・ゴチャゴチャうっせぇーな。なんで、俺がてめぇらが出した条件なんてのまなきゃなんねぇーんだよ?」

『あ?』
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