Shine~Masato & Hina story~
Shine~Masato & Hina story~

発行者:桜蓮
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2014/02/10
最終更新日:2014/02/15 23:17

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Shine~Masato & Hina story~ 第8章 エピソード7
視界が遮られた、真っ暗な世界で私が感じるのは規則正しい鼓動と呼吸の音。

その音は私を落ち着かせてくれる。

洋服を通して伝わってくるマサトさんの体温が心地いい。

「あいつらはお前の知り合いか?」

マサトさんのその質問に私は大きく首を横に振った。

「ち・・違う!!」

“全然、違う!!”って意思表示をしたかったんだけど

そう答えた私の声はマサトさんの身体に顔を埋めていた所為でくぐもっていたし

大きく首を振ったつもりだったけどマサトさんの腕にがっちりと固定されている所為で

実際には私の意思表示はほとんどマサトさんには伝わっていなかった。

「知り合いじゃねぇーんだな?」

「う・・うん。」

「・・分かった。」

・・えっ?

・・なにが?

一体なにが分かったんだろう?

私が不思議に思っていると

『やっぱり1人じゃなかったんだ。男連れだったなんて。』

突然のマサトさんの登場に驚いて固まっていた男の子達もようやく我に返ったように口を開き始めた。

『・・残念、せっかくお友達になれるチャンスだったのに・・・。』

男の子のその言葉に私は耳を疑った。

お友達になれるチャンス?

・・・。

・・・。

冗談じゃない。

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