Shine~Masato & Hina story~
Shine~Masato & Hina story~

発行者:桜蓮
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2014/02/10
最終更新日:2014/02/15 23:17

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Shine~Masato & Hina story~ 第8章 エピソード7
低い声の主はいつの間にか戻って来ていたマサトさんだった。

不機嫌そうな表情のマサトさんは私の目の前にいた男の子達を鋭い瞳で睨みながら

私の肩を掴み自分の身体の方に引き寄せた。

その腕の力はとても強かった。

マサトさんは片手で軽々と私の身体を引き寄せる。

勢い良く引き寄せられた私はマサトさんの身体におでこをぶつけてしまった。

「・・痛っ!!」

思わず発してしまった私に

「あ、悪ぃ。」

申し訳なさそうなマサトさんの声が上から落ちてくる。

「・・いや・・大丈夫です・・・。」

慌てて答えたけど・・・

この体勢はとても話難い。

後頭部から背中に掛けてがっちりとマサトさんの腕に固定されてて身動きひとつ出来ない。

もう少し私の身長が高かったらいい感じに背中を抱きしめられているようになるのかもしれないけど・・・。

身長の低すぎる私を身長の高いマサトさんが抱きしめると

ちょうどマサトさんのお腹の少し上辺りに私の顔が正面を向いたまま密着している状態で・・・。

・・話難いうえに息苦しい・・・。

・・どうしよう・・・。

これは素直に言った方がいいのだろうか?

それとも我慢するべきだろうか?

確かに息苦しい・・・。

息苦しいんだけど・・・。

離れたくはない。
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