Shine~Masato & Hina story~
Shine~Masato & Hina story~

発行者:桜蓮
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2014/02/10
最終更新日:2014/02/15 23:17

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Shine~Masato & Hina story~ 第6章 エピソード5
◆◆◆◆◆

視界に映るのは見慣れた白い天井。

「・・夢か・・・。」

夢で得た大きな安心感は、目が覚めてからも私を包み込んでいた。

あの人は一体誰だったんだろう?

その夢は安心感と同時に謎も残した。

もう少しで分かりそうだったのに・・・。

もう一度寝たらさっきの夢の続きを見られないかな?

そう考え、再び瞳を閉じようとした時、耳に飛び込んできた音楽。

大好きなミュージシャンの大好きな曲。

・・誰?

私は手を伸ばしケイタイを掴んで液晶を覗き込んだ。

寝起きの所為かなかなか焦点が合わない。

目を細めるとそこにはバイト先のカラオケボックスの店名と番号。

私はモソモソと起き上がりケイタイを耳に当てた。

「・・もしもし?」

電話の相手はバイト先の店長だった。

今日、シフトに入っていた子が体調を崩して出勤出来ないから、代わりに出勤して欲しい。

用件はそんな内容だった。

今日の休みは、昨日の夜、ヒデアキと約束があったからとったモノ。

でも、昨日別れたからもう必要ない。

今日は週末。

お店は忙しいはず・・・。

家で一人でゴロゴロしているよりも、慌ただしく時間に追われている方がマシかも・・・。

「・・分かりました。」

私は、そう答えてケイタイを閉じた。

時計に視線を移すと14時。

出勤まであと2時間。

「・・起きようかな。」

私は大きな溜め息を吐いてベッドから離れた。

目を覚ます為にシャワーを浴びて、朝食か昼食か分からない食事をした。

それから、着替えて、メイクして髪を整える。

一年近く、ほぼ毎日繰り返しているその行動はもう習慣になっていて頭で考えなくても身体が勝手に動いてくれる。

引き出しからハンカチを取り出した時、何かが頭を過ぎった。

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