Shine~Masato & Hina story~
Shine~Masato & Hina story~

発行者:桜蓮
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛

公開開始日:2014/02/10
最終更新日:2014/02/15 23:17

マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
Shine~Masato & Hina story~ 第15章 エピソード14
と心配そうに尋ねられた。

恐るべし質問をする中村店長(28)は

「いえ、前のケイタイは水を零して水没させちゃって…」

苦し紛れな言い訳をする私をマジマジと見つめた後

「ヒナちゃんらしいね」

失礼すぎる発言をした。

「…あははは」

乾いた笑いしか出てこない私に

「今度、ちゃんとお礼をするから」

申し訳なさそうに両手を合わせる中村店長(28)。

それが昨日私が冗談で言った『奢って下さいね』っていう言葉に対する返事だと気付いた私は

『あれは冗談ですよ』って言おうかと思ったけど、数秒前の失礼な発言を根に持っている私は

何も言わずニッコリと微笑むだけに留めておいた。

お子さんが盲腸で入院しているらしい山田さんの代理で勤務している私。

そんな私が普段勤務している時間帯には店長が入ってくれているらしい。

だったら、山田さんの代わりに店長が入ったらいいのにとも思うけど

そこには私が分からないような事情があるに違いない。

店長の白髪を増やす原因になっている人件費の問題とか…。

半年後に結婚を控えているくせに『俺、結婚できねぇーよ』とぼやく原因になっている人件費の問題とか…。

まぁ、そこはバイトの私には全く分からないんだけど

なにはともあれ、この時間帯の勤務は私にとっては好都合だったりする。

平日の昼間限定の時間帯って事はマサトに会う確率がかなり低い。

授業は受けないけど、毎日学校には行っているらしいマサト私の勤務中に繁華街にはいない。

朝は学生が登校した後に出勤するし

夕方、帰る時も学生の姿は少ない。

156
最初 前へ 153154155156157158159 次へ 最後
ページへ 
ページの先頭へ