Shine~Masato & Hina story~
Shine~Masato & Hina story~

発行者:桜蓮
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2014/02/10
最終更新日:2014/02/15 23:17

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Shine~Masato & Hina story~ 第14章 エピソード13
マサトに声を掛ける前に気付けて・・・。

こんな格好の女に話し掛けられたらマサトだって困ってしまうに違いない。

友達の前で恥を掻かせてしまうところだった。

信号が青に変わった事を知らせる音楽が鳴り響いた瞬間

私は逃げるようにその場を離れた。

もつれそうになる足を必死で動かし、家まで全力疾走した。

こんな時間にコンビニの袋を下げ、繁華街を全力疾走する私は、明らかに異質で

すれ違う人達が、驚いた表情で振り返っていたけど

私はそれすらも気付かない位に余裕と冷静さをなくしていた。

◆◆◆◆◆

震える手で鍵穴にキーを差し込み、施錠を解除した私は、ドアを開け倒れ込むように玄関に入った。

全力疾走したせいか、上手く呼吸も出来なくて息苦しさに涙が滲んでくる。

私は、玄関に崩れ落ちるように座り込んだ。

足下からコンクリートの冷たさが伝わってきて火照っていた身体には心地よかった。

乱れていた呼吸を整えようと深呼吸を1回。

不足していた酸素が体内に取り込まれ働かなかった頭がゆっくりと思考を取り戻していく。

脳裏に浮かぶのはさっき見た光景。
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