Shine~Masato & Hina story~
Shine~Masato & Hina story~

発行者:桜蓮
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2014/02/10
最終更新日:2014/02/15 23:17

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Shine~Masato & Hina story~ 第13章 エピソード12
そんなに気になるならマサトに聞いてみたらいいのに。

そう思われても仕方がないと思う。

現に私だってそう思うんだから・・・。

だけど私は聞けずにいる。

それがなんでかって尋ねられたら

聞くのが怖いっていうのもあるし

マサトに深く関わってはダメだと危険信号を出すもう一人の私がいるから・・・。

マサトの事をもっと知りたいと想う私と

マサトに深く関わってはいけないと想う私。

両者が戦うせいで私の心には葛藤が生まれる。

今の所、後者が優勢。

だから私は気になることも聞くことが出来ずにいた。

気になることはたくさんある。

ガラの悪いお兄さんとの関係やの年齢。

その中には、「忙しいの?」っていう予想を確定に代える疑問も含まれている。

別にマサトが「忙しい」っていう訳じゃない。

マサトは絶対に仕事が終わった私を待たせる事なんてしないし

むしろ、待っていてくれている。

一見、暇人に見えなくもないマサトだけど

実際にはそうではないと思う。

一緒に歩いている時に、マサトのポケットの中で震えるケイタイ。

音は消してあるもののバイブの音が響いている事を私は知っている。

私が一緒にいる時は、マサトはそのケイタイを取ろうとしないし

ポケットから出そうともしない。

一緒に歩いている時に、近づいてくるガラの悪い男の子達。

その男の子達をマサトは鋭い視線で制止している事にも私は気付いている。

絶対にそれらの行動には、理由があるはずなのに

私はそれを尋ねる事を躊躇していた。

結局、気になるのに聞けない私。

どうして、深く関わってはいけないと思ってしまうのか・・・
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