Shine~Masato & Hina story~
Shine~Masato & Hina story~

発行者:桜蓮
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2014/02/10
最終更新日:2014/02/15 23:17

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Shine~Masato & Hina story~ 第13章 エピソード12
マサトは絶対にそんな事はしないような気がしていた。

そんな私の期待をマサトが裏切らなかったことがちょっとだけ嬉しいと思った。

「なに見てんの?」

突然、至近距離から聞こえてきた声に傍にあったゴミ箱から正面に視線を向けるとそこには声と同様の距離にマサトの顔があった。

「うわっ!!」

予想以上に間近にあったマサトの顔に私は驚きの声を上げた。

だけど、マサトはそんな私にお構いなしに

「なに見てんの?」

さっきと同じ言葉を投げ掛けてくる。

ガードレールに腰かける私を囲うように両手を付き、腰を曲げ

私と視線を合わせているマサト。

どちらかが動けばキスでもしちゃうんじゃないの?ってくらいに近付けられた顔に私の鼓動は早鐘を打ち始める。

「ご…ゴミ箱」

「ゴミ箱?」

「うん、よく入ったなぁって思って…」

「なんだ、ゴミ箱か。てっきり、その傍にいる男を見てんのかと思った」

「え?男?」

マサトから視線を逸らして、ゴミ箱の方に向けると

確かにマサトの言葉通りそこには私と同じくらいの男の子が立っていた。

誰かと待ち合わせ中なのか、1人で携帯を弄っている。

「…いや、見なくていいし」

男の子を見ていた私は、マサトの手によって頭を動かされ強制的に視線を戻された。

「私、全然あの人の事なんて見てなかったよ」

「…だな。悪ぃ、俺の勘違いだ」

「うん」

「それより…」

「うん?」

「迷惑とかじゃねぇーなら、俺はこれからもお前の送り迎えをする」

「え!?」

「なんか問題でもあるか?」

「いや、別に問題はないけど…」

「けど?」

「マサトには学校が…」

「なぁ、ヒナ。この前も言ったよな?」
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