Shine~Masato & Hina story~
Shine~Masato & Hina story~

発行者:桜蓮
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2014/02/10
最終更新日:2014/02/15 23:17

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Shine~Masato & Hina story~ 第13章 エピソード12
恥ずかしさから微妙に顔が熱くなっている私の顔をマサトは相変わらず真剣な表情で見下ろしている。

「あ・・・あれって?」

「俺が迎えに来るのがイヤだとか迷惑だとかで遠回しに断ってたりするか?」

「は!?」

マサトのその問い掛けに、私の口からはまたしてもすっとぼけた声が出てしまった。

「・・・やっぱそうだよな」

何かに納得したように呟くマサト。

「・・・」

「こんなガラの悪いヤツに迎えに来られたんじゃ逆に迷惑だよな」

自嘲気味な低い声に胸が締め付けられる。

「別に遠慮せずにはっきりと断ってくれても全然大丈夫だぞ?」

私の顔から逸らされた視線がマサトの大きな靴へと落とされる。

「・・・」

「ほら、俺って頭悪ぃからはっきり言ってもらわねぇーと・・・」

「違う!!」

とっさに私はそう叫んでいた。

あまりにも大きな声で叫んだせいで、マサトは足を止め、再び私の顔へと視線を上げた。

「・・・?」

私へと向けられたその眼差しには、珍しく驚きの色が含まれていた。

「本当に全然迷惑なんかじゃない」

「・・・」

「マサトがこうやって待っていてくれたり、家まで送ってくれる事を私は心底嬉しいと思ってる」

「・・・」

「自分の気持ちっていうか願望だけを優先させていいのなら、私はマサトに毎日迎えに来て欲しいと思ってる」

「・・・」

「・・・でも、マサトにはマサトの生活があるでしょ?」

「・・・」

「私なんかの為にマサトの生活のペースが乱れちゃったら申し訳ないし・・・」

今度は私が俯く番だった。

「・・・」

「・・・」

全然迷惑なんかじゃないって

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