Shine~Masato & Hina story~
Shine~Masato & Hina story~

発行者:桜蓮
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2014/02/10
最終更新日:2014/02/15 23:17

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Shine~Masato & Hina story~ 第11章 エピソード10
「体育祭が途中から乱闘騒ぎになって、パトカーとか救急車まで呼ぶ羽目になってその翌年から運動会がなくなったとか…」

「…」

私が聞いた事のある噂話を口にする度にマサトの表情が暗くなり、さっきまでピシッとしていた姿勢がどんどん崩れていっているような気がした。

「あっ、で…でも、噂話は所詮噂話だし…それが真実って訳じゃないでしょ?」

「…」

「だから、マサトもそんな噂話なんて気にしなくてもいいと思うよ!!」

誰だって自分が通っている学校のそんな噂話を聞いたら嫌な気分になるに違いない。

だから、私はフォローのつもりでそう言ったんだけど…。

「…その噂…」

「うん?」

「強【あなが】ち間違ってねぇ」

耳を疑うような言葉をマサトが呟いた。

「は!?」

「やっぱ“火の無い所に煙は立たない”とかよく言ったもんだよな」

何かに感心している様子のマサトに私は唖然としてしまった。

「…ねぇ、マサト・・・」

「ん?」

「それって噂話じゃなくて本当の話なの?」

「…まぁ…」

「じゃあ、“山神の生徒に関わると2度と家に帰れなくなる”っていう噂は…」

「俺達の結構前の代の先輩が繁華街で他校の女に一目ぼれして…」

「一目惚れして?」

「どうしてもその女と付き合いたいと思ったらしくて…」

「思ったらしくて?」

「その女を自分の家に連れて行って口説いたらしい」

「…それってもちろん合意の上で家に連れて行ったんだよね?」

「…」

「マサト?」
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