Shine~Masato & Hina story~
Shine~Masato & Hina story~

発行者:桜蓮
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2014/02/10
最終更新日:2014/02/15 23:17

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Shine~Masato & Hina story~ 第11章 エピソード10
先輩の様子とその言葉に私はかなり驚き、そして怯えたのを今でもはっきり覚えている。

この繁華街では、山神の生徒をよく見かける。

この辺りの学校で黒の学ランと言えば、山神高校だけだから余計に目立つのかもしれないけど…。

その黒の学ランを見る度に私はその人から視線を逸らしていた。

山神高校はその位、恐れられている高校。

…まぁ、例外もあって、一部の女の子達にはとてつもなく人気があるらしい。

実際に、私の高校のクラスメートにも『山神の男の子と付き合いたい!!』って言う子達もいたし・・・。

でもそれは、クラスでも派手な部類に属する女の子達で、ごく普通な私とは無縁な人達だったけど…。

「…あっ…でも、私が知ってるのは山神の噂くらいだよ」

力なく項垂れるマサトがあまりにも気の毒になった私は思わず口を開いた。

「噂?」

「そう噂。私には山神に知り合いもいないし、実際に山神に行った事もないし…。だから私が知ってるのは、山神の噂だけだよ」

「…それって…」

「うん?」

「どんな噂なんだ?」

「う~ん、例えば、山神の生徒と目を合わせると2度と家に帰れなくなるとか…」

「…」

「山神の生徒にケンカを売った暴走族の総長がその翌日から行方不明になってその暴走族は解散に追い込まれたとか…」

「…」

「山神は一応学校なのに先生達も生徒に怯えてて、授業は自習ばっかりだとか…」

「…」

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