Pure Heart~葵とケンの物語~
Pure Heart~葵とケンの物語~

お礼2
発行者:桜蓮
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛
シリーズ:Pure Heart~葵とケンの物語~

公開開始日:2014/02/10
最終更新日:2014/02/15 17:43

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Pure Heart~葵とケンの物語~ 第3章 雲の上にある太陽
ニコニコと楽しそうに笑う溝下 絢を私は訝しげに見ていた。

「姉ちゃんも聖鈴の中等部なのか?」

……はっ?

姉ちゃん?

それって私の事?

溝下 絢の瞳に映っているのは間違いなく私だから、多分私に話し掛けているんだろうけど

なんで“姉ちゃん”?

私の方が年下なのに。

なんで年上の人から“姉ちゃん”って呼ばれるの?

大きな違和感を覚えていると

「そのネクタイって中等部のネクタイだろ?」

溝下 絢は私のネクタイを指差した。

聖鈴学園の中等部と高等部の制服は同じで、違うのはネクタイだけ。

中等部が赤のネクタイで高等部が緑。

だから中等部の生徒なのか、高等部の生徒なのかはネクタイを見れば区別できる。

「はい、中等部の3年生です」

「おい、海斗。お前は何年だったっけ?」

「2年です」

「姉ちゃんは海斗の1つ上か」

「はい」

「因みに俺も聖鈴の大学部なんだよ」

「知っています」

「は?」

「大学部4年生の溝下 絢さんですよね?」

「そうだけど……なんで知ってるんだ?」

溝下 絢は心底驚いているって表情をしているけど

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