Pure Heart~葵とケンの物語~
Pure Heart~葵とケンの物語~

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発行者:桜蓮
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ジャンル:恋愛
シリーズ:Pure Heart~葵とケンの物語~

公開開始日:2014/02/10
最終更新日:2014/02/15 17:43

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Pure Heart~葵とケンの物語~ 第14章 制裁と慈悲と罪と罰③
アツシからケンさんに連絡があったのは海斗やケンさんの予想よりも随分早く、伝言を頼んだその日のう
ちだったらしい。

緊張気味に連絡をしてきたアツシとその日の夜に会う約束をケンさんは取り付けることができたらしい。

その時もケンさんは場所をアツシに決めさせようとしたらしい。

それでも、アツシは

『どこでもいい』

と、言い張ったらしい。

そこでケンさんはゆっくり話ができる場所ということでB-BRANDの溜まり場を提案したらしい。

『別のところがいいならほかの場所にするぞ』

ケンさんの言葉にアツシは

『大丈夫です』

はっきりとそう答えて電話を切ったらしい。

海斗はこの時、アツシが逃げるかもしないと思ったらしい。

そのくらい、潔かったと……。


一応、逃げた時の為に手をまわした方がいいんじゃないかとまでケンさんに提案したらしいけど

ケンさんはそんな海斗を鼻で笑うと

神宮 蓮や他の幹部にだけ事情を説明し、数時間だけ場所を貸して欲しいとお願いをしたそうだ。

快くケンさんのお願いを了承した神宮 蓮達は溜まり場にいたメンバー達を引き連れ溜まり場を後にした

その日、B-BRANDのメンバー達には溜まり場には行かないようにと通告が流されたらしい。

溜まり場に残ったのはケンさんと海斗だけ。

ケンさんは呑気に雑誌を読んでいたけど

海斗はアツシが本当に来るのかとヒヤヒヤしていたらしい。

だけど、約束の時間にアツシは溜まり場に現れた。

ちょっとだけ緊張した面持ちではあったけど

堂々とした足取りで溜まり場に入ってきたアツシは

そこにケンさんと海斗しかいない事に驚いてはいたけど

同時に安心したような表情も垣間見せたらしい。

それから、ケンさんはアツシに対して

簡潔に

淡々と

そして単刀直入に私が別れたいと思っていることを伝えてくれたらしい。
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