Pure Heart~葵とケンの物語~
Pure Heart~葵とケンの物語~

お礼2
発行者:桜蓮
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛
シリーズ:Pure Heart~葵とケンの物語~

公開開始日:2014/02/10
最終更新日:2014/02/15 17:43

マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
Pure Heart~葵とケンの物語~ 第3章 雲の上にある太陽
それらの伝説を持っているだけでも十分凄いのに、彼らはモデル並みのずば抜けた容姿を持っている。

直接、自分の目で見た事は今日も含めて数回しかないが

初めて見た時にはモデルが撮影でもしているのかと思った。

しかも、彼らは様々な業種の親を持つ聖鈴の中でも異質だった。

神宮 蓮は繁華街を縄張りとしている“神宮組”の一人息子。

溝下 絢は大地主の祖父と弁護士の父を持ち

西園寺 颯太は地元沖縄の“西園寺組”の組長を父に持ち

松浦 琥珀は実業家の父を持ち

如月 樹は全国展開している飲食店を経営している父を持っていたりと

一般庶民の私からすれば格の違いを思い知らされるような人達なのだ。

その集団の中でも一際、私の視線を引いたのは溝下 絢だった。

陽の光を浴びて、輝きを放つ銀髪。

高い身長に筋肉質の身体。

健康的な小麦色の肌。

常に絶やすことの無い人懐っこい笑顔。

私が彼らを目撃する時は、大抵5人揃っていてその中でも溝下 絢はいつも楽しそうに笑っている。

そんな彼からなぜか私は目を逸らせなかった。

そして、今日も突如として現れ、人集りの中を悠然と歩く5人。

B-BRANDのトップである神宮 蓮は一見、落ち着いて見えるけど独特のオーラを放ち

西園寺 颯太はトレードマークでもあるらしいドレッドを大きく揺らし

鮮やかなオレンジ色の髪の松浦 琥珀はブラックフレームのメガネを掛けた如月 樹と談笑している。

そして、溝下 絢は今日も楽しそうに笑っていた。

……あの人は、一体何がそんなに楽しいんだろう……。

「相変わらず目立つ先輩達だね」

莉央の苦笑交じりの声で私は我に返った。

「……そうだね」

「もう4年生だから、あんまり学校にも来なくなったらしいけど、朝から5人揃って登校なんてなんかのサービスかな?」

17
最初 前へ 14151617181920 次へ 最後
ページへ 
ページの先頭へ