コトダマ~The Story of Ayu & Hikaru~
コトダマ~The Story of Ayu & Hikaru~
完結
お礼23
発行者:桜蓮
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛

公開開始日:2014/02/09
最終更新日:---

マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
  • お礼1
コトダマ~The Story of Ayu & Hikaru~ 第19章 対面
「それに、そのセリフは俺のセリフだろ」

「えっ?」

「何があってもお前を守るのは俺の役目だろ」

「ヒカル」

単純過ぎる私はヒカルのその言葉だけで顔が綻んだ。

◆◆◆◆◆

「行くぞ?」

「う……うん!!」

私が頷くと、ヒカルは目の前のドアを開け放った。

その瞬間に向けられるたくさんの視線。

正直、私はその幾つもの視線に足が竦んでいた。

そんな状況でもヒカルはこっちが驚くくらいに堂々としていた。

ざっと見渡しただけでも何十人もいる男の人達。

私達と同じくらいの年齢の男の子達もいれば、年上っぽい人達もいる。

そんな人達の視線の中、ヒカルは固まる私の手を引き堂々と店内の奥に足を進めていく。

たくさんの人がいるにも関わらず静まり返っていた。

その時、誰かが声を発した。

『蓮さん!! 香坂が来ました!!』

やけに響いたその声に私の身体が大きく揺れた。

そんな私の手をヒカルがギュッと握ったのと、奥から数人の男の人達が姿を見せたのは同時だった。

現れたのは薄暗い店内で一際眩い輝きを放つ銀髪の男の人と

独特な髪型をした厳つい顔の男の人

そして、一見落ち着いた雰囲気を纏う男の人だった。

派手で人目を引く2人は別として

落ち着いた雰囲気を纏うその人に私は違和感を覚えた。

正直、それはその人がここにいる事が場違いに思えたからで

なんでこんな人がこんな所にいるんだろう?
129
最初 前へ 126127128129130131132 次へ 最後
ページへ 
ページの先頭へ