三十路の恋路
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成人向アフィリエイトOK
発行者:月野 向日葵
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2014/02/04
最終更新日:2014/02/06 18:53

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三十路の恋路 第1章 始まりの花
裏倉庫


「 ねぇ、凪くん、聞いてもいいかなぁ?



「 うん、なに?」


「 あのね、最近 少し元気ないなぁとか思って… もしかしてだけど、好きな子とかいたりして?」


「 なに、急に 」


「 あ、違うならいいの!ごめんね、ちょっと気になったもんだから… でも、なんか悩んでるなら いつでも話きくからね。」


私の勘違いみたいだけど本当に?


「 はぁぁ………なんで? なんで、わかったの?」


「 ん? 何が?」


「 好きな子… いるよ、でも… 」


的中。やっぱり、そうだった。


「 舞子さん?だったりして… 」


「 あ~うん、でも、ダメなんだ… 舞は彼氏いるから 」


凪は 俯き、うなだれるように しゃがみこんで 大きなため息を吐いた。


私は なぜだか、胸の奥に 違和感を感じた。


無意識。


凪の真ん前に自分もしゃがみ、凪の頭にポンと手をおいて撫でた。


「 綾、香さん… 」


そして、あろうことか 私は撫でる頭を 自分に寄せて抱きしめた。


「 なんか… 凪くん、泣いてるみたいに思えて 」


「 うっそぉ~ マジ… 泣いてないよ? ただ、落ち込んでただけで… 」


「 うん、わかってる。大丈夫、元気だして!ね、よーし、よ~し!」


凪は 慰める私に 苦笑していたが、私は まだ、胸の奥に感じた違和感。


これが、母性本能?


そう思った。
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