別話ゲーマーズフロント
別話ゲーマーズフロント

発行者:武上 渓
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:SF

公開開始日:2014/01/03
最終更新日:2015/08/22 22:09

マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
別話ゲーマーズフロント 第1章 オールドタイプ
―第5話 アクシデンタル オフサイド

戻ると館内は非常ベルが鳴り響いていた。
壁のデカイ搬入用ドアが開いていて、誰も居ない。
スタッフオンリードアが開いたままになっている。
奥のエレベーター横に階段が見えた。
「階段で行こう!」

駆け上がると、鉄扉が開いていて煙りが漏れ出している。
焦げ臭い。
中ではスタッフが排煙窓を開いている所だった。
中島が仰向けに倒れており、右手の辺りの床が焦げている。
スタッフが抱き起こして、
「社長!社長!」
と呼びかけている。
「むっ~」
気持ち悪いうめき声で中島が目を開けた。
「とりあえず…手足と…頭が…有るか…教えてくれ」
「全部有りますよ社長!何が有ったんです?」
「パワードスーツに…覚えの無い、白い…コードが3本天井と…繋がっててな。…抜いたら爆発した」
中島は右手を持ち上げて見た。
「無いな…捜してくれ。何だか確かめる…必要…が…ある」
「救急車を呼びます!」
「やめろ…ここは国家…機密だ。家のバン…で運んでくれ。俺は筐体…の上から落ちた。それで…行く…」
中島はヨダレを垂らしながら気絶した。
「岐大病院の救急に行くぞ!」
80kgをスタッフ4人が両手両足を持って運んで行った。
スタッフ5人が残っている。
その中の一人が後ろに手を回して居る。
29
最初 前へ 26272829303132 次へ 最後
ページへ 
ページの先頭へ