☆実話 闇の世界 ツケは必ず払わねば☆
第1章 呆れた毎日
夏樹の車に同乗しているのは現在、夏樹お気に入り、18歳のエリ。
この日、デートのためシノギ終了後、エリを迎えに行き、メシに行く途中に財布を忘れた事に気付いた夏樹は自宅マンションに車を走らせていた。
夏樹は、市内繁華街で働く25歳、ナナと同棲している。
そんな事は、エリは知らないが、今もナナと同棲するマンションに向かっている。
この日、市内繁華街にナナを送ってからエリを迎えに行っていて、当然ナナは自宅マンションにはいないし、エリには自宅ぢゃなく、友達のところに少し寄るだけと、うまく説明している。
夏樹はアメ車の独特なウインカーを点滅させて、車高を気にする様に斜めに駐車場に進入してマンション階段わきに車を停めた。
エリに一言かけて、夏樹はマンション階段を駆け上がるが、途中で携帯電話が鳴り出した。♪♪♪
メール着信音である。
気にするでもなく、自宅に入るが、部屋で財布を探しながら、携帯電話の画面を覗いている。
指定着信音からナナからのメールと分かっていた、普段から働く店が暇な時は暇つぶしにメールをしてくるのが日常だか、いつも構ってるわけではない。
メールを見た夏樹 Σ(゚Д゚) Σ(゚Д゚) えっ。
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