ワイバーンギフ
ワイバーンギフ

発行者:武上 渓
価格:章別決済
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ジャンル:SF

公開開始日:2013/12/31
最終更新日:2014/01/01 10:26

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ワイバーンギフ 第1章 誕生前夜
「反った!親指が反ったよ!」
「えっ?ホントに?」
膝肩くんは、もう一度力を入れた。
動かない。
-膝肩くん。リプレイを見てみるか?
「はい?」
空中に液晶テレビが出現した。
私と膝肩くんが映し出される。
さっきの様子がリプレイされた。
「本当だ!動いた。動いてる!カズさん。凄い!」
-膝肩くん。悪いがそろそろ、バッテリーが減って来た。そいつにまだ発電素子が組み込んで無い。次は、組み込んどくからログアウトしてくれ
膝肩くんはちょっと残念そうだった。
「わかったよ。急ぐ事ない。焦っちゃ駄目だ…目を開くんだね?」
膝肩くんは荒い画像になって消えた。
-カズ。膝肩くんがログアウトするまで待て
しばらく時間が掛かった。
-よし。いいぞ。目を開けろ



開くと膝肩くんの部屋に、ログアウト中の文字が浮かんでいた。
「文字が消えたら外して、左右のマグネットをくっ付ければ、電源オフだ」
膝肩くんは、私を見た。
「カズさん。僕の足は神経が切れてる。繋がる事は無い。けど脳は覚えてた。やるよ…全部思い出すまで」
「うん…やろうね。クラブでならやれるから」
涙が流れた。本当は、現実の足も動いちゃえばいいのにと思ったから。



次話!
-第5話暫定代表就任?
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