Negative Reaction2
Negative Reaction2
成人向完結
発行者:とりさん
価格:章別決済
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ジャンル:その他
シリーズ:Negative Reaction

公開開始日:2013/11/27
最終更新日:---

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Negative Reaction2 第3章 Phase2
 そして土曜日だ。余計なことを考える時間がつらい。僕は月曜どんな顔で学校に行けばいいのか、ロクちゃんは一体どうするつもりなのか。病気になりたい。学校休みたい。でも、どうせずっと休み続けるわけにはいかない。僕は悶々として、昼過ぎまで寝ていた。お母さんに尖った声で起こされた。
 お父さんはいない。「学会」とかいうのがあって出張で、帰りは今日の遅くらしい。どうせほとんど家にいないから、帰りが今日でも明日でも関係ない。お母さんも夜遅かったみたいだ。僕は不機嫌な声で返事だけして、また布団にもぐってしまった。何もかもどうでもいいような気がしていた。
 昼の三時頃だったか、僕はやっと布団から這い出して、宿題に手をつけようとした。けど頭も手も全く動かない。どうしよう、どうしよう。僕はなんでこんなくだらないことで悩んでるんだろう。宿題忘れてくる子なんかいっぱいいる。ちょっと怒られて終わりだ。何度も忘れたら居残りさせられるくらいだ。五年生になってからのロクちゃんときたら、一度も宿題出してないはずだ。それに先生も、もうロクちゃんには何も言わない。居残りさせても、むちゃくちゃな字で形だけやるだけだから、意味ないらしい。ロクちゃんはいいな。僕は、勉強しなくちゃ、存在価値がない。くだらないと思いながら、宿題忘れたことは、一度もない。くだらない。つまり、僕自体、どっちみちくだらないってことなんだ。もうどうでもいい。僕は、月曜、初めて宿題をしないで学校に行った。

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