Negative Reaction1
Negative Reaction1
成人向完結
発行者:とりさん
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:その他
シリーズ:Negative Reaction

公開開始日:2013/11/25
最終更新日:---

マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
Negative Reaction1 第2章 Phase2
 「こんなええ天気の日に教室で読書か?」
 「何か用?」
 僕は淡々と返したつもりだったけど、おびえていた。肩に手を置いたロクちゃんは、にやにや笑って僕を見下ろしてた。横縞のランニングシャツから、よく陽に焼けた肩が剥き出しで、光っていた。
 「健康にええ運動させたるから、来いや」
 「遠慮しとくわ」
 ロクちゃんは後ろにいた三人の男子にあごで合図した。僕は脇を二人に抱えられて、ばたつかせた半ズボンから出た足も、揃えてもう一人に押さえられた。
 「いややて! 何すんの! 離してやっ!」
 ただでさえクラスでちっちゃい方で、運動神経はまあ普通だけど、腕力のない僕は、三人で押さえられたら、もがいてもどうしようもなかった。おまけに
 
 「いたっ……」

 三人にがっちり押さえられた僕のお腹を、ロクちゃんがごぶしで思い切り殴った。息が詰まった。涙がぽろぽろ出てきてしまった。誰も助けてくれなかった。

 「外出たらいっぱい運動さしたるちゅうねん。ちょっと大人しくしとれ」
 そう言って僕のお腹をもう一発殴ったロクちゃんの目は、冷たくはないけど興奮した変な感じで、今までで一番こわかった。
4
最初 前へ 1234567 次へ 最後
ページへ 
NIGHT LOUNGE5060
ページの先頭へ