カルテット~少年と獣たち Vol.2
カルテット~少年と獣たち Vol.2
成人向完結
発行者:とりさん
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛
シリーズ:カルテット~少年と獣たち

公開開始日:2013/10/29
最終更新日:---

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カルテット~少年と獣たち Vol.2 第4章 3 父
 他人から見れば今もまだ一年生の終わり頃に過ぎない大と、毎日のように性交する私は獣そのものだろう。だが私にしてみればそれは日常であり、愛の営み以外の何ものでもない。大だって私を獣などとは思っていない。今はよその家の父子(おやこ)とは違うと知ってはいるが、私を唯一無二の父として、愛してくれている。学校では彼には、そんな普通でなさはないようだ。ごく凡庸で、おっとりのんびりして、人好きのする男の子だ。ちょっとぼーっとしすぎで、学力は心配だが、(親の欲目かもしれないが)頭の悪い子ではない。何とかなるだろう。

 私は相当な大柄で、その大柄に相応の性器を持っていた。従ってこれまで、アナルセックスというのは大との行為のメニューにはなかった。
 しかしもちろん、いずれはしたいと思っていた。できるだけ早い方がいい。同年代の誰もが未知の(まあ世界にはいろんな人間がいるから、もっと早く体験する少年もいるようだが)、新しい快感を早く教えたかったし、私自身も、大の、歳のわりには大柄ながら、小さな小さな肉体の内奥を一日も早く味わいたかったし、大と一体になりたかった。

 そして私は獣のようになる自分を久々に自覚する。一度獣欲が鎌首をもたげると、抑制がきかなかった。

 三日前、私は思い立って浴室で大のアナルを指でせめてみた。大は痛がることもあったが、最終的には私の二本の指をくわえこんで、快感さえ得ることができた。もうその時の大のうっとりとした表情、びくびくと震える臀部を見ていれば、その場で彼のアナルを犯したくなった。けれどこらえた。その日はその日の、大がおしりで快感を得た、という事実が大切だった。その上で先に進まないと、かえってその先は難しくなるだろうと考えた。その日は、何も言わなくても。ぼんやり状態から復帰した大がその小さく愛らしい口と手を使ってイカせてくれた。私は大の顔面に盛大に発射した。

 そして今日私は、準備万端整えて、夕食後の愉しみへと大を誘(いざな)ったのだ。
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