みゆ・M娘のとろける粘膜
第2章 囁き
手のひらにすりすりと寄せてくる美女の顔は、恥ずかしさと興奮で火照っている。
彼はそのまま人差し指をすっと移動させ、赤い魅惑の唇へと持っていった。
「?」という目で見ているみゆに、彼は告げる。
「指を舐めて。ぺちゃぺちゃって、いやらしく」
みゆは少し驚いたように彼を見返したが、やがて薄く目を伏せると、そっと舌を伸ばした。
ぺちゃ、ぺちゃ、ぺちゃ。
美女の愛らしい舌が、男の指を丁寧に舌で愛撫する。
そのぬめりとした温かな感触と、舐めている顔の妖艶さが、彼の情欲を昂ぶらせていく。
この娘はこんなに卑猥な行為を、なんて華麗にやれるのだろう──。
うっとりと目を閉じるその顔は、まるで淫欲の天使に見えた。
彼の中で急激に、滅茶苦茶に陵辱したいという劣情と、大事にしたいという愛しさが同時に湧き上がってくる。
「舐めながら僕を見て」
「ふぁ……ふぁい……」
舌をべろりと出したまま上目遣いで見上げてくる。こんな姿でもみゆは美しかった。
「きれいだよ、みゆ。エッチな姿がよく似合うね」
「ああ……」
「私はいやらしい娘ですって言ってごらん。そうやって僕を見つめながら」
みゆは、男を魅了するその瞳を彼に向けた。黒目の奥で官能の炎が燃え盛っている。
薄い唇が開いた。
「私は……みゆは……いやらしい、エッチな女の子です……」
その妖艶さに、彼はぞくりとする。
「じゃあ今度は、みゆの体のどこを、どうしてほしいのか言ってごらん」
「ああ……恥ずかしい……」
「言わないと、何もしてあげないよ?」
そう言って彼は、みゆの耳にふっと息を吹きかける。
全身が敏感な性感帯となっている美女は、それだけで「ああん!」と切なく喘いだ。
「いや……されたい……いっぱいいじめてほしいの……」
彼はなおも桜貝のような耳に唇を近づけ、熱く囁く。
「じゃあ、ちゃんと言わないとね。どこをどうしてほしいの?」
みゆの唇からまた甘い吐息が漏れた。
「オ×××……オ×××さわってほしいの……いっぱい虐めて……」
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