みゆ・M娘のとろける粘膜
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発行者:日向章
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ジャンル:その他

公開開始日:2010/07/23
最終更新日:---

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みゆ・M娘のとろける粘膜 第1章 誘惑
 みゆは握手をしながら、口をへの字に曲げている。

「……もっと貴方といられるかと思ってた」
「僕も本当はもっと一緒にいたいよ。でも初めて会った日にそんな遅くまで連れ回しちゃうのも、ちょっとね」

 彼は握っているみゆの手の甲を、もう片方の手でそっと包んだ。すっと撫でる。

「ん……」
 みゆが小さく声を漏らし、慌てて口をつぐむ。

「会った最初の日だからね。みゆちゃんのことは大事にしたいからさ」
「……分かりました」

 また二人は歩き続けたが、みゆの足取りは重かった。何か考え込んでいるような顔つきだ。

 彼が流しのタクシーに手を上げようとすると、みゆがそれを止めた。
「あ、あの、じゃあせめて、私がトイレに行ってくるまで待っててもらえますか?」
「トイレ?」
「さっきから我慢してて、もう漏れそうなんですっ。あそこに公園がありますから、あそこでします」

 たしかに道の先に公園があり、そこの街灯に公衆トイレが白く浮かび上がっている。

「あそこで? どうしてわざわざ? 部屋に帰ってしたほうがいいよ」
「ダメ、我慢できない」
「タクシーに乗っちゃえばすぐじゃない。夜だし、危ないよ」
「でもあそこでしたいのぉ。貴方が見張っててくれれば安心だから。ね」

 あまりにみゆが言い張るので、二人はしぶしぶその公園に入っていった。
 
 夜の公園はひっそりと静まり返り、不気味な雰囲気を醸し出している。
 白い街灯にぽつん、ぽつんとベンチや自動販売機が浮かび上がり、その他は真っ暗だ。
 あの暗い藪の中に、誰かの目が潜んでいるかもしれない。

 公衆トイレもまたひっそりとして、無人のようだった。
 彼は心配そうにトイレの前に立つと、あたりを見回した。

「ほら、みゆちゃん、ヘンな人が来ないうちに済ませておいで。ここで待ってるから」
「貴方は行かないの、トイレ?」
「だって、見張りしないと」
「うん……じゃ、行ってきます」

 みゆが中に消えると、彼はそこにしばらく立ち尽くしていた。

 公園をぐるりと取り囲む緑の向こうには、街のイルミネーションが瞬いている。
 素敵なデートの最後が、ちょっと変わったものになったな、と彼は思った。
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