みんな・愛してるよ
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発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第20章 第二十話 ずっとずっと大好きだよ。亮輔。
何とか息が吸えて落ち着いてきた頃、亮輔の背中から脇を通り抜けて一筋の血が伝ってきた。
「亮輔。ごめん。痛かったでしょ? 」まだお尻はひりひりして痛いけど、たぶん血は出てないと思う。
感覚があんまり無いんだ。
痛くも無く圧迫感もあまり感じない。
ただ、大好きな亮輔が僕と一つになってる事だけはわかる。
僕のお腹の中が別の生き物を丸呑みしたように脈打ってた。
「大丈夫だよ。それに嬉しかったな。ちゃんと優夜が俺に証拠くれて。今度は俺があげる番かな? 」苦痛に顔を歪めたりしてるけど、それでも懸命に笑ってくれる。
僕が心配しないように。
たぶん今僕の中に入ってるのは一番太い所まで。
その位じゃ気持ちよくもなんとも無いと思う。
だって少しも動かしてないんだから。
亮輔が動かさないなら自分で動く!
ゆっくりと亮輔の首に手を回しなおして、自分の体を浮かす。
「亮輔お願いあるんだけど」遠慮がちに亮輔にリクエストする。
「なに? 優夜。何でも言って」僕だけに向けてくれる笑顔で許可をくれる。
「そのまま立って。自分の体重位自分で支えるからさ」腕に出来うる限りの力を込め、膝を曲げる。
これで数十秒はもつだろう。
亮輔は素直に僕のリクエスト通りに立ってくれた。もちろんしがみ付いてたから亮輔の顔は見ることが出来なかったけど。
「ありがとう。これで全部入れれるよ」口を閉じ終わらないうちに膝の力と腕の力を極限まで一気に抜く。
当然重力で亮輔の根元まで強制的に咥え込むことになる。
「ひぐっ! 」傷口を無理やり広げるような痛みに顔がひきつる。
「無茶するな! 優夜! 」亮輔は僕の腰をしっかり固定してこれ以上無茶を出来ないようにしてる。
「亮輔ぇ。背中痛いでしょ? 僕は動かなければあんまり痛くない。だけど、亮輔が動いてても動いてなくてもずっと亮輔は痛いんだよ? 僕も同じ時間だけ痛み感じさせてよ。そうじゃないと自分でわざと痛いようにしちゃうからね! だからお願い。亮輔が気持ちいいように動いていいから。僕の事気にしなくていいから。お願い」痛みと亮輔を傷付けてしまった罪悪感で、ボロボロ泣き続けながらも必死にお願いする。
それでも、亮輔は僕の後ろのベットと僕の顔を見比べながらずっと考えてるみたいだった。
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