みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第2章 第二話 お母さんが結婚?ぶち壊せ!
そういえば、ドリンクバー付きのファミレスが通ってきた道にあったな。
どっちかって言えば僕としては滅多に食べれないケーキを一杯食べたいんだけど、そんな事言ってても埒が明かない。
この際仕方ないだろうと諦める事にする。
このおいしいケーキバイキングを脱出しなければ顔合わせぶち壊し大作戦を決行する事はおろか、考える事すら出来ないんだから。
自分の中で固い決意を固めると、自分の席に戻りお皿に注いでいたケーキを瞬く間に胃袋と言う名の別腹に消し去る。
口一杯ケーキを詰め込み、そのままレジへと歩き出す。
「もう出るのかい? 優夜君。顔合わせの時間までここに居たら優夜君の分くらい私が出してあげるのに」
口に詰め込んだケーキを頑張って飲み込む。
おじさんの申し出は確かに喉から手が出るほど嬉しいんだけど。
今日のお小遣いは使わなかったらそのまま僕の手元に残るからあんまり無駄遣いせずに後でゲームとか買いたいんだけど、今日。いや、今だけはどうしてもここから出なきゃ。
「すみません。僕、ちょっと用事思い出しちゃって、どうしても行かなきゃいけないんです。ごめんなさい」ペコリと頭を下げ、その場を立ち去ろうとする。
「そしたら少し待ってて貰っても構わないかな? 店員さん。この子知り合いなんだけどこっちに会計回してもらってもいいかな? 」
なんつー人だ。
無理でしょ? そんなの。
なんて思ってたら……
「良かったね。優夜君。伝票くれるかな? 」なんて事言い出すから吃驚。
確かお母さんの話ではホテルとかいろんな所を経営してる会社の社長さんとか言ってたな。
お母さんと二人でも十分生活できる給料は貰ってるらしいけど、お母さんは僕を一人にしたくないんだって。
用事があると言った手前顔合わせ始まりの時間までどれ位残ってるか見るついでに時計を見てみる。
よかった。後三時間はゆっくり残ってる。
早く出てきて正解だったな。そんな事を思いつつ、おじさんが言ってた事本当かな?
「本当にいいんですか? 」少し俯いて上目使いで聞いてみる。
「いいんだよ。子供は素直に甘えてなさい。それと、戻ってきたくなったら戻っておいで。店員さんには伝えておくから」自分の子供を見る様な優しい微笑を浮かべながら手を差し伸べてくる。
素直に甘えろとまで言われたらさすがにおじさんの気持ちを無下にする事も出来ずおじさんの手に伝票を渡す。
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