みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第2章 第二話 お母さんが結婚?ぶち壊せ!
お母さんの結婚相手は優しそうでおっとりしてて、ひとつの事を聞くために一分位掛かっちゃいそうな中年?のお父さん。
「お父さん。違うって。まだ若いのにもうボケてきたの? 」なんて事を笑いながら結婚相手に話してるし。
って事はさっきのお兄ちゃんが結婚相手の子供で、僕のお兄ちゃんになるかもしれない人って事?
「そんな事無いと思うけどな。ね、優夜君」結婚相手が僕の視線を感じ取ってお兄ちゃんから僕に視線を流しながら話し掛けてくる。
僕はそのまま自分のテーブルに慌てて視線を戻すと後ろでまた話し声が聞こえてきた。
「え? 何処見て話してるの? もしかして幻覚ってやつ? 本当に仕事ばかりしてボケてきたんじゃないの? 俺の名前判る? 」
「全く。失礼だな。亮輔の名前忘れるわけ無いだろ? 何処をどう育てたらこんな失礼な子供に育つんだか。ちょっとは優夜君を見習いなさい」
そんな会話が後ろで繰り広げられながら僕は静かにケーキをフォークで弄るだけしか出来なかったのだった。
いきなり名前を呼ばれて緊張していたがやっとでその緊張が解れてきた頃亮輔兄ちゃんがトイレに席を立った。
僕は空になったお皿を持って、新たな獲物を求める為に席を立つ。
「優夜君、さっきは息子がごめんね。名字だけでも言ってれば優夜君も気づけたのにね」
いきなり声を掛けられ足を止めて声のした方へ顔を向ける。
「こちらこそごめんなさい。いきなりだったから失礼な態度取っちゃって」それだけ言うと一礼しておかわりのケーキという下なめずりしそうな獲物を取りに行く。
ケーキを取り終わって席に戻ったはいいものの、トイレに向かって引き返す事になるのだった。

トイレを済ませると手洗い場に行き手を洗いながら改めて考えを巡らせる。
結局、今の状態って作戦を練れる状況じゃ無い訳で、ココを出ない事には、はっきり言ってしまうと、結婚相手とその息子が邪魔って事で考える余裕が皆無って事。
そこまで決めてしまうと僕は獲物の駆除に向かおうとドアに手を掛けた。
「あれ? また会ったね」この優しそうで繊細な声。
亮輔兄ちゃんだ。
「さっきは失礼な事言ってごめんなさい。突然だったし、考え事してる時だったからつい」向き直り頭を下げながら謝ると亮輔兄ちゃんはニコニコしていた。
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