みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第95章 第九十五話 妊娠と出産それぞれの思い
ゆっくりと味わうように健吾の唇に舌を這わせ薄く開いた唇へそっと侵入していく。
掴んでいた手を離し健吾の首に回して逃がさないと伝えたくて後頭部から抑える。
僕の舌の隙間から健吾の熱い舌が入り込んでくるのが判って迎え入れた。
名残惜しげに離れていく唇は僕の唇と運命の赤い糸ならず白い糸を引いてる。
「それじゃ、俺たちは帰るな。残り少しで退院なんだから頑張れよ」僕の頭を撫でてくれてそのまま病室を出て行く。

翌日からリハビリを頑張って一週間もしないうちに退院したんだ。
退院して家に辿り着くと三人でリビングに集まる。
今から会議するの。
新居の事とそして子供の事。
「まず、子供の事だな。それが決まらないと間取りも何も考えても無駄になる」靖隆の意見に賛成すると早速会議が始まる。
「健吾。やっぱり子供二人産むのって駄目? 」単刀直入に聞く。
遠まわしに聞いた所で答えはもう決まっていて時間が掛かるだけ。
「いいよ。でも、本当に俺たちの所に帰って来てよ? 」不安そうに許可をくれた。
凄く嬉しくてその場で椅子から立ち上がりはしゃぎたい気分だったけど、会議はまだ途中。
僕も子供じゃないんだし自粛《じしゅく》する。
「次は間取りだねっ! 二人共どんなのがいいと思う? 」ウキウキしながら問い掛けた僕に反し、何故か二人の表情は暗い。
「あのな、優輔。二人で話し合ったんだけど、家の事は辞めようと思うんだ。別に、優夜さんの好意でしてくれるのを無下にしたいとかじゃなくて、三人も居るんだから建てて貰ったとしてもちゃんと働いて返そうって思ってる。確かに子供が出来たら大きな家の方が子供達も安心して遊べるだろうし助かるんだけど、俺と健吾が二人で働けば家の一軒位何とかしてみせるって。だから優輔や優夜さんには悪いけどそれでもいいか? 」凄く申し訳無さそうに伝えてくる靖隆と隣で同じように頭を下げてくる健吾。
「いいよっ! だってこれは三人の家だし、子供達にもそのまま使って貰えたら嬉しいよ。そこまで話してくれて優夜お父さんに話す前に僕に話してくれて嬉しいよ」素直に言葉が出てくる。
会議も大詰め。
間取りや何階建てか決めて夜になる頃には優夜お父さんたちの家へと向かえるのだった。
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