みんな・愛してるよ
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発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第95章 第九十五話 妊娠と出産それぞれの思い
翌朝二人共のんびりと僕の病室に入って来た。
「優輔。話があるって優夜さんから聞いたんだけどどうした? 何か欲しいものでもあるのか? 」ベット柵を外し、僕の隣に腰を下ろして頭を撫でてくれる大きくて暖かい手。
「僕、二人の子供が欲しい」健吾と靖隆を見ながら真剣に言うと二人の表情が固まる。
「ゆ…優輔、二人の子供ってもしかして僕達と優輔の子供って事? 」健吾。この場の雰囲気で判らないかなぁ?
「二人以外の人との子供だったらいらない。健吾と靖隆の子供が僕欲しい」さすがに靖隆が撫でてくれてる手も動きを止める。
「子供ってペットじゃない事位優輔だって知ってんだろ? それに随分前に亮輔さんから聞いたことあるけど二人も子供を無理して産んだりしたら八割方は死ぬ可能性のほうが高いって知ってんのか? 」
「靖隆それ本当の事じゃないよな? 八割って殆ど死ぬって言われてるみたいなものじゃん」健吾が靖隆の襟首を掴みあげる。
「ウソじゃない。モルモット検査でその数値らしいから人間でするとその分母体に過負荷が掛かるからもっと死ぬ確率は増える可能性が高いって言ってた」
「それでも僕は二人産みたい! 死ぬ確立なんてどうでもいい。もう誰かが居なくなるなんて嫌なの。子供が居たら誰も居なくなれないでしょ? 僕だって絶対居なくなれないから。居なくならないから。約束する。二人の子供産ませて? 」必死に食い下がってお願いする。
「判った。俺は優輔に任せる。でもな、これだけは覚えとけ。もし二人子供生んで俺らのところに生きて帰ってこなかったら二度と俺は優輔の名前呼ばねーからな。だからちゃんと生きて帰って来い! 」靖隆が再び僕の頭をガシガシ撫でてくれる。
「ちょ! 靖隆! そんな簡単に決めていいのか? 優輔の命が掛かってるんだぞ? 」多分今居る三人の中で一番常識なのは健吾だと思う。
「いいんだよ。俺は優輔に任せることにしたんだから。こいつは自分で決めちまった事何があっても曲げない。そういう所が一途で俺は好きなんだからいいんだよ」僕の唇に優しくキスしてくれる。
「優輔、暫く考えさせてもらってもいいかな? 」申し訳無さそうに告げてくる健吾は何処か悲しげだった。
「いいよ。でも、一つだけお願いがあるの。僕の命と子供を天秤にだけはかけないで」言い終わると僕は健吾の手を引っ張ってそっと唇を寄せる。
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