みんな・愛してるよ
みんな・愛してるよ
成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

アフィリエイトする
マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
みんな・愛してるよ 第94章 第九十四話 一番欲しいもの
「凄く冷たかった。ツンツンしてるって言うか刺々《とげとげ》しいって言うかそんな感じ。それよりも一緒に歩いてた女の人誰? 」今度は僕が不安になる番だった。
「付き合ってたらしい彼女。一週間位前に連絡来て吃驚したよ。でも、俺には優輔が一番だから別れた」余程僕の顔が暗かったのか額に一瞬触れる位のキスが降る。
そのキスが凄く懐かしくて涙が溢れた。
二度と離れていかないように両手を健吾の首に回してゆっくり引き寄せていく。
「ゆ…優輔? 」健吾が発した言葉で我に返り何とかキスせずに踏み止まる。
(危なかった。一本線が切れちゃってたよ。あのままだったら多分ずるずるエッチまで行ってた気がする)怖い事を考えながら健吾の首に回した腕を離す。
「もう一つ用事があって来たんだった。醇斗君と琴美さんの二人昨日結婚式だったんだ。それで、俺と靖隆も呼ばれて行ったんだけど、写真明日出来るから持って来るね」今度の笑顔は僕の大好きな笑顔に戻っていた。

その日はずっと眠れなかった。
別に眠気が無いとかじゃなくて、醇ちゃんは琴美ちゃんとの子供出来る。
僕は健吾や靖隆とずっと一緒に居たとしても子供出来ないんだなって思うと何だか悲しくなってきたんだ。
僕が生まれてきたのは確かに優夜お父さんと亮輔お父さん二人と血が繋がってるけどそれはあくまで優夜お父さんが安全だったから亮輔お父さんの手で妊娠させたらしい。
でも、元々女性みたいに出産出来る体ではないから二人は危険すぎるんだって。
僕が産めたとしても健吾か靖隆のどちらかだけの子供って事になる。
三人で結婚なんて出来ないだろうから不安定だと僕自身も頭の中で判ってはいるんだ。
頭の中ではね。
感情が付いていかないだけ。
例え僕の命が危険になっても子供が産めるなら二人の子供を産みたい。
380
最初 前へ 377378379380381382383 次へ 最後
ページへ 
ページの先頭へ