みんな・愛してるよ
みんな・愛してるよ
成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

アフィリエイトする
マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
みんな・愛してるよ 第93章 第九十三話 愛情の形
「あの、おはようございます」体中痛いけど頑張って声を出す。
その後はドタバタと時間だけが過ぎていった。
健吾と靖隆に話したい事も話せないまま。

翌日僕の病室には優夜お父さんと亮輔お父さん。そしてお兄ちゃんと光啓兄ちゃん。他にも醇ちゃんや琴美ちゃんが来てくれた。
嬉しかったけど……でも、今一番会いたい人は来てくれなかった。
琴美ちゃんが凄く怒ってた事を省くと他の人はみんな健吾が戻ってきて良かったねって僕と一緒に喜んでくれる。
「優輔。今まで黙っててごめんね。お墓建てたの僕なんだ。ちゃんとしておかないと優輔が大きくなった時に何処かでずっと健吾君だけ探すだろうって思うと靖隆君が可愛そうだから。靖隆君から事の詳細聞いた時は吃驚したけど、凄く嬉しかったんだ。二人共優輔の事ちゃんと大事に考えて自分の辛さや悲しさも一杯堪え切れない程あるはずなのに優輔を一番に考えてくれてるって。だから僕に出来る事は何かな? って必死に考えたんだ。健吾君の意思と靖隆君の辛さを少しだけでも和らげて優輔も幸せにする方法」ゆっくり頭を撫でてくれる優夜お父さんは少し涙が浮かんでた。
僕の周りは僕の周りで一杯考えてくれてて僕一人の為にこんな一杯の人達が心配して駆け付けてくれて凄く、凄く嬉しい。
お兄ちゃん達みたいに静かに見守ってくれたり、琴美ちゃんみたいに必死に怒ってくれたり、お父さん達のように行動起こしてくれたり、靖隆は大事な親友を失くしたも同然だったはずなのに僕を夜遅くまで必死に探して家まで送ってくれた。
それぞれ優しさは違うし僕に示してくれる『愛情』は違うけどそれぞれがそれぞれに出来る最大限の事を僕の知らない所でしてくれてたんだ。
嬉しくて幸せで勝手に涙が流れてた。
仕方ないよね? 
泣いてもいいよね。嬉しいんだから。
皆が来てくれた時は笑ってたのに皆が帰っていく時は涙でぐしゃぐしゃだった。
377
最初 前へ 374375376377378379380 次へ 最後
ページへ 
ページの先頭へ