みんな・愛してるよ
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発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第87章 第八十七話 誘い
「働けるようになったらちゃんと働いて恩返ししたらいいんじゃないか? 俺等だけだと絶対に優輔をデートになんか誘えるお金無いんだし」一番まともな意見を健吾が言うとその場は静まり返る。
「それで、どっちがこの携帯持つ? 」机の上に置かれている四角い箱を指差す。
当然、携帯は一台しかない。だけど僕の彼氏は二人。
結局携帯を持って僕とお話出来るのはどちらか片方になってしまう。
「どっちが持っても数日後には……」何か言いかけた靖隆の口を健吾が塞ぐ。
「何? 数日後に何があるの? 」何だか面白そうな話が舞い込んできて即座に聞き返す。
「数日後には優輔の誕生日だろう? 何がいいかな? って思ってさ」何だか慌てて健吾が返事する。
確かに僕の誕生日は明々後日だけど。
「そ…そうそう。何が欲しい? ってあんまり高い物言われても小遣い少ねーから買えないかもしれないけど」何だか靖隆まで慌て始めてる気がする。
「それじゃ、先輩達のお部屋見たい。後はね、チューしたい……ダメ? 」出来るだけ可愛く見えるようにおねだり。
二人の顔が何故か凍り付く。
「別にダメじゃねーけど、俺の部屋散らかってて」
「ダメじゃないんだけどね、ちょっと部屋は無理かな。ごめん」
二人同時に断る。
何かが変。
チューは二人共否定しないのに部屋になると急に顔が強張《こわば》る。
「それよりも携帯は一日交替で持つことにしよう。それでいいでしょ? 優輔」
「そ…そうだな。それだったら優輔も俺等も一日置きで声聞けるし話せるからな。いいよな? 優輔」
何故か話を逸らす二人。
何だか怪しい。
『部屋』に何か僕に言えない物があるとかかな?
とりあえず部屋の事はおいといて、携帯を健吾と靖隆が交互に持つ事については僕もそれがいいと思う。
「うん。それだったら僕も寂しくない」僕が言い終わるや否や二人同時に額の汗を拭く。
全員が納得したので、どっちが先に持つかだけ決まれば大丈夫。
それはあまりにあっけなく決まった。
「ヤス。お前先に持てよ」健吾のこの一言で終了。
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