みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第82章 第八十二話 小さな不安と波乱の前触れ
家に帰り着くと何だかリビングが騒がしい。
自分の部屋に行く事もなく直接リビングに行くと優夜お父さんが何故か食卓でのんびり本読んでた。
「あ、優輔。お帰り。どうだった? 」にっこり微笑んで僕に結果を強請《ねだ》る。
「お金ちゃんと持って帰ってきたよ。先輩が助けてくれたんだ」鞄に付いてるお財布から五千円を出して優夜お父さんに返す。
「そっか。良かったね。それじゃ、毎月ちゃんとお小遣いあげるね」お金を受け取ると僕の大きな一波乱がやっとで終わったと思いたい。
多分大丈夫? だよね?
不安が一杯だけど今日はもう疲れたからお部屋に行って宿題してご飯食べたら寝よう。

目が覚めるとスズメさんが元気に朝を告げていた。
今日は昨日よりももっと楽しい日になればいいなと心の中で言うとねまきから着替える事も無くリビングへ向かう。
そのまま朝ご飯を食べていると玄関からチャイムが聞こえる。
少しだけいつもの朝と違う。
お兄ちゃんが玄関まで出て行ってお話してる。
お兄ちゃんとは別に何となく聞きなれた声が二人分。
「優輔。御迎えだって。今ご飯食べてるから上がって待ってていいよ。優輔はここ最近多いな。御迎え」リビングのドアををお兄ちゃんが開けるとそこに居たのは、健吾と靖隆。
(えっと、何で先輩が僕の家に? いやいや、僕って今……)自分の洋服を見ると一瞬にして顔が熱くなる。
吃驚しすぎて持ってるお箸も床に落としちゃったよ。
だってパジャマだよ?
すっごく恥ずかしい。
残ったご飯もそのままにしてドタバタ階段を駆け上がり自分の部屋に逃げ込む。
心臓がバクバクなって、恥ずかしくって体中ポカポカしてる。
大急ぎで脱ぎ散らかし、着替えるとパジャマを床に放り出したまま階段を降りる。
「そうなんだ。頑張ってね。優輔のやつああ見えてなかなかの鈍さだから……」ふと聞こえてきた僕の事に関する会話。
さっきのはお兄ちゃんの声。
「理解出来るようになるまで俺ら待つつもりです」優しい健吾の声。
何を『理解出来るようになるまで? 』と自分の中で問い詰めたいのを我慢してこっそり盗み聞きする。
「無理やりなんてやったら光啓に言いつけてボコボコにするから覚悟しとくんだね。僕にとっては大事な弟だから」
光啓兄ちゃんに言ってボコボコ?
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