みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第81章 第八十一話 二人目の先輩
「健吾には注意しな。アイツは足だけで二十人くらい病院送りにしてるから。それも中学生」耳打ちしてきたヤス先輩に吃驚してる僕。そして、怒鳴り声。
「ヤス! お前は無駄口叩く為にここに来たのか? 」健吾先輩が振り返った瞬間顔が怖すぎて『ヒッ』って息を飲み込む。
すぐに優しく笑って入り口で待っててって伝えてくる。
「ヘイヘイ。全く優輔の立ってる場所位考えて蹴り付けろってんだ」僕の頭を一撫でするとヤス先輩も健吾先輩の隣に向かう。
僕は邪魔にならない様に少し離れた場所に行くと鞄を地面に置く。
健吾先輩達は強かった。
次から次に飛んでくるパンチを紙一重でかわしてそれぞれ反撃に出てる。
凄くかっこよくて見とれてると急に足が宙に浮く。
吃驚して振り返ると首に冷たくて細いものが当たる。
「動くな! こいつがどうなってもいいのか? 」溢れそうな涙を必死に我慢。
僕は男の子だから頑張るって決めたから。
必死に冷たい物を遠ざけ手首に思いっきり噛み付く。
「いてぇー! 離せこのクソ餓鬼(がき)! 」腕を振り回して僕を落とそうとするけど、鼈《すっぽん》の如く離さない。
それでも、だんだん顎が疲れてきて口が開いてしまう。
左頬に走る痛み。
手を当てて自分の手を見る。
真っ赤。
「俺は悪くねーぞ! こいつが噛み付いたりするから! 」それまで持っていたカッターナイフを落とした。
(痛い。だけど、だけど……泣かない! )右手を力一杯握り締めると目を閉じて思いっきりぶん殴る。
「はうっ! 上がった…上がった」ピョンピョン股間を両手で抑えながら僕の周りを飛び回る。
目で追いかけているとだんだん目が回ってきて尻餅をついてしまう。
お尻がジーンって痛かったけど左頬を左手で必死に押さえてた。
飛び跳ねてた先輩にしゃがんだヤス先輩がお腹に一撃ヤス先輩の上から後頭部目掛けて健吾先輩の回し蹴りが入るとその場で蹲(うずくま)る。
そのまま僕の体は健吾先輩にお姫様抱っこされて保健室へと向かうのだった。
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