みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第80章 第八十話 信じる心
家に帰り着いてからはドタバタ。お兄ちゃんや亮輔お父さんが優夜お父さんのお布団を敷いたり僕に怪我は大丈夫かと尋ねたり。疲れ果ててお布団に横になるとすぐに眠りについた。

朝目が覚めると、リビングに向かう。
「おはよう」いつも通り挨拶して入っていくと、台所から料理してる音が聞こえる。
ご飯をついで自分の席に持っていくとモグモグ食べる。
喧嘩じゃ上級生に勝てるなんて思えない。
今でも不安だし怖い。
ご飯も食べ終わり台所に持って行くとにっこり笑った優夜お父さんがありがとうって言ってくれる。
その後はいつも通りランドセルをかるうと玄関を出た。
家の門の所に心配そうに立ってた琴美ちゃんに声を掛けて明るい話題ばかり選びながら学校に行く。
「お? 怪我大丈夫だったか? 」健吾先輩が顔を覗き込んできて頭を撫でてくれる。
先輩の手を琴美ちゃんが叩き落として顰め面。
何故か敵意剥き出しの琴美ちゃんと何で叩き落とされたのか判らない顔してる健吾先輩。
その間には困惑し続けてる僕がオロオロ慌てふためいていた。

お昼休みにこっそり一人で教室を抜け出し、僕は五年三組まで来る。
どうしたらお金を渡さずに諦めて貰えるか知ってたら健吾先輩に教えて欲しい。
でも、急に来て嫌われないかな?
何だか不安になってきてドアの前でウロウロしてると、急にドアが開く。
「あ? この前の一年坊じゃねーか。もしかして放課後まで待ちきれなくて持って来てくれたんか? 」この前の怖い先輩だ。
逃げなきゃ!
振り返ると襟を掴まれて首が絞まる。
「ちょっと! 一年生に何やってるのよ! 可愛そうじゃない」女子の先輩達がぞろぞろ来て怖い先輩を遠ざけてくれる。
「どうしたの? 誰かに用事? 」
「可愛い。ねえ、何組? 今度何処か一緒に遊びに行こうよ」
「こんな可愛い弟欲しかったぁ」
次から次に声を掛けられ、どれから答えたらいいのか判んなかったけど、健吾先輩呼んでもらわなきゃ。
「あの……健吾先輩居る? 」
「健吾ぉーアンタに可愛い子が用事だって」
健吾先輩が僕の前まで来ると頭をガシガシと撫でてくる。
何だかこそばくて俯く。
「どうした? 何か相談事か? 」
怖い先輩を暫く見てると健吾先輩が僕の手を引っ張る。
「こんなに人が一杯じゃ相談しにくいもんな」僕の顔を見てにっこり笑ってくれる。
それから僕と先輩は手を繋いだまま廊下を歩いて行った。
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