みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第8章 第八話 一人の恋路と一人の決断 そして一人の旅立ち?
家を出て、国久には謝らなきゃと思い返す。
国久には酷い事されたけどやっぱり大事な友達だから仲直りしなきゃ。
国久が起きる時間まで適当に暇を潰してその後で、国久の家を訪ねた。
「国久ぁー。いるぅー? 」いつも通り外でインターホンを鳴らさずに道端から大声で呼び出す。
いつも通りドタバタと服を着替える音がしたかと思うと次はドタバタと階段を駆け下りる音がする。
その『いつも通り』が嬉しかった。
「姫ー。昨日はごめん! 」玄関が壊れそうな位力一杯開けて、国久が飛び出してくる。
「僕こそごめんね。 昨日一緒に居たの彼氏じゃなくてお母さんがもうすぐ結婚するんだ。その相手の子供。だから、僕のお兄ちゃんになる人」こんな事言いたくないと思いながらも、せめてこの町で暮らす事になるかもしれない亮輔の為に誤解だけは解かなきゃ。
頬に一筋細い水跡を作り地面にポツリと落ちる。
もうあのぬいぐるみにしがみつき泣く事も無ければ国久に泣きつくことも無い。当然亮輔の腕の中で泣くなんて事は僕にはもう許される事じゃない。
じゃ、行くねと口には出さず、国久に背を向けあても無いどこかへと踏み出す。
「おい、姫! 一緒に遊ばねー? 近所のゲーセンで」国久は昨日から変だ。辛そうな顔するし、急に怒るし、ゲーセンなんて行った事無いのに急に行こうなんて言い出すし、でも、今日位はいいか。何となくまだ独りになりたくない。
「オッケー。ゲーセン行ったら何する? UFOキャッチャー? それとも格ゲー? 」明るく笑いながら誘いに乗る。

ゲームセンターで遊びまくってなんだかもう遣り残したことは何にも無いって位にすっきりした夕方の帰り道。
ふと川沿いの道路から土手まで国久が駆け下りていく。
仕方なく僕も土手まで駆け下りるが、国久の隣についた時急に国久から抱きしめられた。
「な、なに? どうしたの? 」国久から抱きしめられたことなんて今まで一回も無い。それに亮輔みたいに安心のみ感じることもない。
「彼氏じゃなくて兄貴なんだろ? そしたら俺が告っても大丈夫って事だよな? 優夜。好きなんだよ。昔から。お前と会ったあの時から。付き合ってくれ。友達としてじゃなく恋人として」
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