みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第76章 第七十六話 ごめんなさい
「違う! 頬っぺたなんかに欲しいんじゃない! ちゃんとチューしてよ! 」必死に伝えてきた瞬間頬を一粒の涙が流れる。
ちゃんとって。僕ちゃんとチューしたのに。何で琴美ちゃん怒ってるの?
何度も首を捻っていると急に伸びてきた琴美ちゃんの手が僕の頬を挟む。
玄関のチャイムが聞こえ、部屋がノックもなく開く。
次の瞬間、琴美ちゃんの唇が僕の唇と重なる。
琴美ちゃんの舌が口の中に入ってきて、僕の舌に絡め始めた。
ただ呆然とする僕の目の先にはメイド服を着たお姉さんが両頬を手で押さえてうっとり見つめてる。
僕の時間だけ止まっている感覚がして、今唇に触れている琴美ちゃんにゆっくりと視線を移す。
瞑った目の端から涙を伝わせて僕の首に腕を絡めてる。
ドアに視線を戻すとお兄ちゃんと優夜お父さん。そして亮輔お父さん。
優夜お父さんの膝の上には紙袋。
三人とも呆然と僕を見てる。
だんだん力が入らなくなっていく腕に力を込め琴美ちゃんを引き剥がす。
僕と琴美ちゃんの間に透明の糸が一本引き寄せあうように繋がっている。
「な…何で…」僕を見つめている瞳に涙が盛り上がってきた。
溜まりきれなくなった涙が一粒二粒とベットに落ちる。
「ごめん。僕、よく判んない」泣いてる琴美ちゃんをそのままベットに残しお兄ちゃん達がいるドアに向かって歩く。
「お兄ちゃん。お父さん心配かけてごめんなさい」いくら眠くても電話で連絡位すればよかった。
連絡しなかった僕が悪い。
「ゆ…優輔君…悪くない……私がジュースに睡眠薬入れたの・・・だって、だって! 優輔君と二人でお話したかったんだもん! 」玄関から誰かが入ってきて僕達の前まで来ると話しかけてくる。
「お久しぶりです。亮輔社長今日はどうされたのですか? 何か私に用事でも…」中年のおじさんが丁寧に頭を下げて亮輔お父さんに挨拶してた。
「突然申し訳ございません。家《うち》の優輔がお嬢さんにお世話になったみたいで」亮輔お父さんも丁寧にお辞儀してる。
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