みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第76章 第七十六話 ごめんなさい
ゆっくり目が覚めてきた。
真っ暗なお部屋に自分の下に柔らかいお布団。
そして何故か洋服の感触が無い。
ない?!
一気に覚醒した頭で飛び起きると頭がフラフラしてまたお布団の上に逆戻り。
突然開くドアと光りだす照明。
「おはよう。優輔君」にっこり微笑んで語りかけてくる。
「琴美ちゃんおはよう。えっと、今何時? それよりも僕の服何処? 」ゆっくり起き上がり明かりをつけてくれた少女へと顔を向けた。
ズボンまでは脱がされてないみたいで少しだけほっとする。
「服はね、優輔君酷い熱で汗かいてたから今お洗濯してるの。時間はね、夜の九時だよ」何だかそわそわしながら教えてくれる琴美ちゃんに少しだけ不信感を抱きつつもズボンのポケットに入っている携帯を取り出す。
「夜遅いからお兄ちゃんに連絡しなきゃ。看病してくれてありがとう」にっこり微笑み返しながらお兄ちゃんの電話番号に電話し始める。
「それはいいんだけど、今日泊まっていけば? まだ具合悪そうだし」僕の肩を押して布団に戻そうと躍起(やっき)になってて、電話の先でお兄ちゃんが怒り始める。
「優輔! 何処に居るんだ! こんな遅くまで! 優夜お父さんも病院に居ないといけないのに病院飛び出してみんなで今までどれだけ必死に探したと……思ってんだ」お兄ちゃんの声がだんだん涙声に変わり僕の体は琴美ちゃんのベットへと戻る。
「ごめんなさい。今ね、琴美ちゃんのお家に居て、いつの間にか寝ちゃってたんだ。それで、洋服持ってきてくれない? 」
「洋服? 具合でも悪いのか? すぐに行くからちゃんと待ってろよ? 」お兄ちゃんとの会話が終わった後、琴美ちゃんが待ち侘びたように話しかけてきた。
「優輔君。お願いがあるんだけど……」ベットの横に膝をついて、ベットに肘を置いた状態で伝えてくる言葉に素直に頷き返す。
「チューして」頬を真っ赤にして俯く。
(チューって僕が夜怖くて寝れない時にお兄ちゃんがしてくれるチューだよね? 琴美ちゃんも寝れないのかな? )ゆっくり琴美ちゃんの両頬に触れる。
ビクン! と琴美ちゃんの体が跳ねた。
ゆっくり瞼(まぶた)を瞑る琴美ちゃん。
そっと柔らかくて真っ赤な……頬にチューする。
頬だけじゃなくて顔全体を真っ赤にして目に涙が溜まり始める琴美ちゃん。
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