みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第75章 第七十五話 琴美ちゃん
新しいマフラーなんて要らない。僕のマフラーを返して欲しいだけ。
「優輔君? もしかしてそのマフラー嫌い? 」優しく聞かれた言葉に静かに首を振る。
可愛いとは思う。でも、僕の大好きなマフラーじゃない。
「僕のマフラー返して。お願い。あのマフラー大事な物なの」琴美ちゃんの目を見つめ、震える声で言う。
「わかった。私のお家にあるから取りに来てくれる? 」僕の流した涙を琴美ちゃんがスカートから出してきたハンカチで拭いてくれる。
ゆっくり頷き返した僕はそのまま琴美ちゃんのお家へと向かった。

琴美ちゃんのお部屋に着くと、お花の匂いがしてて、これが女の子の部屋なのかな? なんて思うのもつかの間、急に琴美ちゃんが言ってくる。
「優輔君。喉渇かない? 何か注いで来るから適当に座って待ってて」言い終わるのが早いか琴美ちゃんが部屋を出て行くのが早いか団栗(どんぐり)の背比べ並に琴美ちゃんが部屋を出て行く。
周りを見回すと縫いぐるみやら鏡の付いてる化粧台? があって、その化粧台の右隣に勉強机がある。
勉強机の上には最新式の薄型ノートパソコンが置いてあって何だか少しだけ羨ましい。
僕も亮輔お父さんから誕生日のお祝いでノートパソコン買ってくれたんだけど、インターネットゲームも数年で殆ど出来なくなってるんだ。
天井には大画面スクリーンがある。これだけの設備があるだけでもびっくりするのに、部屋の隅にはスピーカーまである。
色々お兄ちゃんとか亮輔お父さんが教えてくれるから電気製品の大まかな金額は理解してるつもり。
この部屋だけでとんでもない金額が使われているなんて事僕でも判る。
床に置かれた可愛いキャラクターのプリントがしてある小さな机の近くに腰を下ろす。
(本当はマフラー返してもらうだけでいいんだけどな。琴美ちゃんが戻ってきたら少しお話してマフラー返してもらって帰ろう)小さな決意を胸に待っているとドアがノックされて開けてって声がした。
ドアまで行って開けると琴美ちゃんがお盆に載ったジュースとかお菓子を僕がさっき座っていた小さな机の上に丁寧に並べていく。
暫く二人でお話しながら出してくれたお菓子とジュースを飲む。
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