みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第74章 第七十四話 幸せな朝
康宏おじちゃんの家に着くと皆で手を洗ってうがいして台所に四人並ぶ。
サバの塩焼きは焼くだけだから後回しって言ってお魚さんを冷蔵庫に入れて、僕に光啓兄ちゃんが聞いてきた。
「優輔。ハンバーグの材料言って、俺が出していくから」時々凄く意地悪なんだ。それも僕にだけ!
「えっと、えっと……わかんない」項垂れながら答えると隣で元気よく醇ちゃんが叫ぶ。
「ハンバーグの材料はミンチのお肉とたまねぎとパンコ! 」その場で踊りだしそうな勢い付き。
「優輔もそろそろハンバーグの材料位覚えろよ。毎回聞いてるんだから」額に手を当てて、大きな溜息を吐くと冷蔵庫の扉をパタンと閉めた。
「仕方ないじゃん! だって泊まりに来ても遊びに来ても一週間で一回位なんだもん! 」頬っぺたを膨らませて抗議する。
「それだったらずっとここの子供になればいいじゃん」僕の頭を撫で微笑みながら伝えてくる言葉に何故か僕の心臓が跳ねた。
その後晩御飯を食べ終わるまで何となく光啓兄ちゃんの顔が見れない。
恥ずかしい訳でもなく何でなのかは判らないけど、凄く不思議な感覚。
そう。初めて感じる感情。
ご飯の時間には国久おじちゃんも帰ってきて康宏おじちゃん一家に僕を入れて食事する。
ご飯も食べ終わり満腹になると次はだんだん眠くなってきていつの間にか僕は寝てた。
スヤスヤと静かに。寝てた。

僕が目が覚めると何故か貸してるはずのマフラーが首に巻かれてて優夜お父さんの膝の上。
そう、車椅子に座ってる優夜お父さんの膝の上! 
びっくりして降りるって言ったんだけどやんわりと優夜お父さんに止められた。
それも絶対に僕が断れないような言い方で。
「優輔おはよう。家に着くまでもう少しだからここで座ってて。今まで一回も抱っこしたことないし、膝の上に座わらせてあげれたこともないんだから。それ位今実感させて? 」何て言われたら僕も無理やり降りるって言えなくて恥ずかしさに耳まで真っ赤に染めたまま俯くしか出来なかった。
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