みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第71章 第七十一話 僕の大好きな家族
「どうして泣いてるの? 何か学校で嫌な事あった? 」今までどんな悪戯をしても起きなかった体がゆっくり起き上がって僕の頭を撫でてくる。
「え? 優夜お父さん起きたの? 本当に優夜お父さん? 」初めて聞く優夜お父さんの声。そして優しくて大きな温かい手。
僕の泣き腫らした顔や体を色々見てくる。
(そうだった。お兄ちゃんから優夜お父さんが起きたら連絡しなさいって言われてたんだった)急に用事を思い出してそのまま椅子を飛び降りると廊下へ飛び出す。
外に行くまでの間にある看護士さんが居る所を通る時声だけ掛ける。
「すみません。優夜お父さんが起きたみたい。僕お兄ちゃんに電話してくる」僕はそのまま外に行き携帯の電源を入れる。
何回目かの呼び出し音の後で、お兄ちゃんの先生が電話に出る。
「えっと、あの、こんにちは。お兄ちゃんに替わって貰えますか? 急いでるんです」それだけ言うとそのままじーっと待つことなんて出来なくて地団駄(じたんだ)を踏む。
暫くしてお兄ちゃんの声が電話から聞こえてきた。
「優輔。どうした? 」いつも通りのお兄ちゃんの声に少しだけ安心する。
「えっとね、優夜お父さんが起きた」言い終わる前にお兄ちゃんが先生にどうしても外せない用事が出来たので早退させてくださいって聞こえてきて、僕に伝えてくる。
「優輔。病院の待合室で待ってて。今すぐ行くから。勝手に一人でお父さんと会うなよ? 」その後はドタバタと電話を切られて、僕はもう一度電源を切ってから待合室に向かった。
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