みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第2章 第二話 お母さんが結婚?ぶち壊せ!
俺が兄貴と初めて会ったのは小学5年の時だった。

僕の父親は小さい時にお星様になったって言われた。
少しだけ気になる事はあっても敢えてそれには触れないようにしてきた。
僕の中で一番気になるのは住民票。
絶対僕に渡してくれないし見せてもくれない。
お父さんの話なんて一回も出てきた事が無い。
それでも僕は幸せだと思った。
僕には兄弟が居ないからお母さんの愛情を独り占めに出来るのだから。
だから結婚の話を聞いた時お兄ちゃんが出来るよって嬉しそうに話すお母さんが信じられなかった。
絶対に結婚の話なんて潰してやるって思ってた。
その日は土曜日で、お母さんからの手紙と洋服が出てた。
滅多に着る事が無い外行きの服。
お母さんの手紙は先に待ち合わせ場所に行くことと、五千円使って待っておく事が書いてあった。
そして僕は作戦を練るべく家を出る。
顔合わせの待ち合わせ場所は某高級?ホテルのレストラン。
お母さんは仕事場から直接行くらしくて僕は一人で待ち合わせ場所に向かったんだ。
待ち合わせまで時間が余ってたからお小遣いで貰ってた五千円を使ってケーキバイキングでも食べながら作戦練ろう。
ケーキバイキングは三千円位したけど金額が高いだけあって色とりどりのケーキが並んでてどれもおいしかった。
いけないいけない。ケーキにばかりかまけてちゃ結婚の話をぶち壊す事なんて出来ない。
おいしいケーキをお皿に沢山乗せて僕は暫し考え込み始めた。
当然おいしいケーキが山盛りのお皿を無視する事は出来ず大好きなケーキを突きながら考える。
その時ふと声を掛けられて思考を停止させられた。
「もしかして優夜君かな? もし違ってたらごめんね」優しそうで凄く繊細そうな声。見かけは少し背が高くて髪の毛は短い。それでいて格好良かったかったけど僕と大して年が離れていなさそうだった。
「どちら様? 優夜って誰の事言ってるの? 」知らない人から声掛けられても知らん振りを通してきたから今回だけ特別って訳には行かない。当然しらを切るつもりだった。
「間違ってたのかな? 知り合いの子によく似てたから、つい声掛けちゃって。ごめんね」それだけ言うとそのお兄ちゃんは隣のテーブルに腰掛けた。
そこで、吃驚してしまう事になる。
だってさっきのお兄ちゃんの隣には、結婚相手がにっこりしながら笑ってるんだもん。
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