みんな・愛してるよ
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発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第65章 第六十五話 優夜の子育て日記その6 お正月ver.その壱
克俊が頼んでくれた出前が到着する頃にはお雑煮が出来上がっていた。
お雑煮はそれぞれの家庭や地域によって入れる具材が変わってくる。
大まかに作るものは決まっていても、育ってきた環境が違ったり好みが違うと同じ『お雑煮』でも種類は数え切れないほど存在するんだ。
それがおせち料理。
亮輔と会う前に母さんから習ったレシピによって想像しながら再現されたお雑煮。
幼少の時僕が住んでいた家では神棚がちゃんとあって、お雑煮をお供えした後で残った分を美味しく戴く。
小さい時母さんが教えてくれた事なんだ。
おせち料理の決まり事とかほぼ固定されている料理を作るって言うのがある事はみんな知ってる?
それぞれの料理には意味があるんだって母さんが教えてくれたんだ。
豊作を願ったり子孫繁栄だったり他にも様々な理由があるんだよ。
正月料理を盛り付ける時もお重は三段って決まってて何段目に何を盛り付けるのかは大まかだけど決まりがある。
料理をお重に詰めるのはお正月の朝だと忙しすぎて出来ないだろうから今日は徹夜になりそう。
出前のご飯を頬張りながら頭の中では緻密(ちみつ)な秒単位のスケジュールをパズルのように組み立てていく。
ご飯を食べ終わるとせっせと雑煮をそれぞれの器に注ぎ、克俊に渡す。
熱い出汁(ダシ)に入ったお餅を咀嚼(そしゃく)しながら行儀悪いけど年越しに何をするのかを三人で話し合う。
ゲームをして年を越すのもいいし、テレビを見ながらで年越しって言うのも面白い。
定番中の定番とも言うべき年越しソバなんていうのも、なかなかの醍醐味(だいごみ)とも言える。
お風呂にミカンを浮かべながらお風呂年越しなんてのもした。
でも、除夜の鐘を聞かずに年越しを寝て過ごすのだけは僕、嫌なんだ。
だって勿体無いでしょ?
生きてる間で迎えれる年越しなんて無限にある訳じゃない。
それなら楽しんで新年を迎えるに越した事はない。
どうやって元旦を迎えるのか! この毎年来るお祭りは僕にとって大事なんだ。
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