みんな・愛してるよ
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成人向アフィリエイトOK
発行者:カオス
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ジャンル:恋愛
シリーズ:大好きだよ

公開開始日:2010/07/21
最終更新日:2012/03/12 22:53

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みんな・愛してるよ 第64章 第六十四話 優夜の子育て日記その5
「わかった。そこは優夜兄ちゃんに任せる。それとね、優夜兄ちゃんは仕事どうする? 」不安な顔つきに変わると仕事の話を切り出してくる。
「仕事? 」繰り返すように首を傾げながら訊く。
「うん。僕は辞めて家の事とか光啓と一緒に色んな事勉強したり考えたり悩んだりしたい。でも、僕が辞めると僕の分の仕事も優夜兄ちゃんに回ってくるでしょ? だから優夜兄ちゃんはどうするのかな? って……」俯き加減で告げてくる口調は康宏なりの優しさ一杯。
「僕も康宏みたいにしたいんだけど、さすがに急遽二人共辞めちゃうと会社が回らなくなっちゃうんじゃないかと思うんだ。それでこれも提案なんだけどさ? 僕と康宏二人で仕事を交替しながら子育てとか仕事しない? その分二人共仕事で覚えなきゃいけない事柄とか増えるだろうけど……」それでもいい? と尋ねる目で康宏の顔を窺う。
「わかった。いいよ。そしたら優夜兄ちゃんも子育て出来るもんね。国久と亮輔兄ちゃんには僕から伝えておくから安心して。そういえば後一ヶ月もしたらお正月だね? 優夜兄ちゃんのところは御節美味しいんだろうな。僕なんて優夜兄ちゃんに比べたら料理美味くないし僕としては優夜兄ちゃんの御節料理一度でいいから食べてみたいんだよね」満面の笑みで言ってくる辺りもう心配事とか不安とかは今の所ないんだろう。
康宏としては僕の作ったおせち料理を食べたいのね。それならそう正直に言えばいいのに。などと思いながらも少しだけ恥ずかしい。
「そしたら食べにおいでよ。何も康宏の御節とは違わないだろうけど」お正月は忙しくなりそうとか思いつつ材料の種類や調理する量を頭の中で計算し始める僕だった。

僕の退院の日取りも決まり師走という一番早く過ぎ去る気がする年末をドタバタと過ぎ去っていく。
当然月に一度は亮輔と僕だけで外泊。
師走の慌しい中でも一日だけお休みを無条件で貰えるのだ。
家の事とか仕事も忘れ亮輔を独り占め。
嬉しくって楽しくてワクワクと高鳴る胸を押さえながら一日だけは亮輔に甘え放題甘える。
街中で亮輔に腕を絡ませて困惑する亮輔を見るのも楽しい僕は隣で不審人物並みの挙動不審人物になりかけた僕の大好きな人のうろたえる様を見て密かに楽しむのだった。
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